EmDashをClaudeなどのAIで更新する仕組み|AGENTS.md・スキル・MCP
EmDashの雛形には、AIに作業させるための説明書と手順書、記事を操作するMCPの入口が入っています。中身を見て分かった3つの仕組みを説明します。
EmDash は「AI に記事を書かせる・サイトを直させる」ことを前提に作られています。雛形を入れたとき、AI 向けのファイルが最初から入っていました。編集部が見つけた仕組みは3つです。
1. AGENTS.md(AI への説明書)
雛形のフォルダの一番上に AGENTS.md があります。AI がこのフォルダで作業するときに最初に読む説明書です。中には次のことが書かれていました。
- よく使うコマンド
- 大事なファイルの役割
- 守るべき決まり(ページはすべてその場で作る、画像の項目は文字ではなく部品、など)
- デザインの変え方と「やってはいけないこと」
Claude Code などの AI は、このファイルを読んでからサイトを直します。
2. スキル(AI 向けの手順書)
.agents/skills/ に、作業ごとの手順書が3つ入っていました。
building-emdash-site… サイトの画面・記事の型・seed の作り方creating-plugins… プラグインの作り方emdash-cli… CLI の使い方
3. MCP(AI が記事を直接操作する入口)
MCP は、AI が外の道具を使うための共通の決まりです。EmDash には2種類の MCP がありました。
説明書を調べる MCP。雛形の .mcp.json に、EmDash の説明書を調べる MCP の住所(https://docs.emdashcms.com/mcp)が書かれていて、Claude Code はフォルダを開くと自動で見つけます。
サイトを操作する MCP。EmDash の本体には /_emdash/api/mcp という入口があり、設定で有効にすると使えます(設定の mcp: true)。本体のプログラムを見ると、次のような操作が用意されていました。
- 記事: 一覧・取得・作成・更新・削除・公開・非公開・予約・複製
- 画像: 一覧・取得・アップロード・更新・削除
- メニュー: 一覧・作成・項目の並べ替え
- 記事の型: 一覧・項目の追加
この入口はログインした人しか使えません。AI に渡すのは、権限を絞った鍵にしてください。
どれを使えばよいか
- サイトのデザインや機能を直したい → AGENTS.md とスキルを読ませて、ファイルを直してもらう
- 記事を書いて入れたい → CLI(contentコマンド)か MCP
- スマホから AI に頼んで記事を直したい → 公開中のサイトの MCP