記事一覧

WordPressからEmDashへの移行|取り込みの2つの方法と移せないもの

EmDashにはWordPressの記事を取り込む仕組みが入っています。本体のプログラムで確かめた2つの取り込み方と、移す前に知っておきたい「そのままでは移らないもの」をまとめます。

WordPressからEmDashへの移行|取り込みの2つの方法と移せないもの

EmDash には、WordPress の記事を取り込む仕組みが本体に入っています。編集部は EmDash の本体のプログラム(取り込みの入口)を読み、何ができるのかを確かめました。

取り込みの方法は2つ

1. 書き出しファイル(WXR)を使う

WordPress の管理画面の「ツール → エクスポート」で書き出すファイル(WXR という形式の XML)を、EmDash に読み込ませる方法です。EmDash の本体には次の入口がありました。

  • 中身を調べる(記事の種類・件数・カスタムフィールド・項目が合うか)
  • 取り込みの準備
  • 取り込みの実行
  • 画像を WordPress から取ってきて EmDash の置き場(R2)へ入れる
  • 本文の中の古い URL を新しい URL に書き換える

2. WordPress 側にプラグインを入れて取り込む

WordPress に「EmDash Exporter」というプラグインを入れておき、EmDash から WordPress のサイトに直接つないで取り込む方法も用意されていました。サイトの URL を入れると、どの方法で取り込めるかを調べる入口(probe)もあります。

移す前に知っておきたいこと

本文の形式が変わる

WordPress の本文は HTML、EmDash は Portable Text です。取り込みのときに変換されます。変換の部品(@emdash-cms/gutenberg-to-portable-text)はブロックエディタの本文を前提にしているので、クラシックエディタや、ページビルダーで作ったページは、見た目が崩れていないか1ページずつ確かめてください。

プラグインの機能は移らない

お問い合わせフォーム・SEO の設定・目次・広告・会員機能など、WordPress のプラグインが出していた機能は移りません。EmDash 側で作り直すか、別の方法に置き換えます。

テーマ(デザイン)は移らない

EmDash のデザインは Astro のプログラムです。WordPress のテーマはそのままでは使えません。

URL が変わることがある

EmDash のブログ雛形では、記事の URL は /posts/記事の名前 です。WordPress で /2026/10/記事の名前/ のような URL を使っていた場合、そのままだと URL が変わり、検索の評価が引き継がれません。EmDash には転送(リダイレクト)を扱う入口もあるので、旧 URL から新 URL へ転送を設定します。

移すかどうかの目安

  • 記事が中心で、プラグインに頼った機能が少ない → 移しやすい
  • フォーム・会員・ネットショップなどが中心 → 先にそれぞれの置き換え先を決める

関連記事